発車のち運行中

1月の終わりの確認に(ほんとはもう夜中なのになかなか仕事に手をつけられなくて)、机のまわりを整理する。大相撲初場所で思わず買ってしまった、3Dカップ(カップを廻すと朝青龍の土俵入りと高見盛の気合いれが動画?で見れる。420円)はやっぱり邪…

思考回路

3年ほど前に、いまの職場にアルバイトで入社したときのこと。同じくアルバイトとして働いている男のひとがいて、「どちらにお住まいですか」という話をはじめると「実は今、男3人で住んでるんだ」と言う。 男3人で同居? それはどういう現実を指すのか、…

スキミング

靴だけが唯一のともだち。 花に嵐のたとえもあるさ さよならだけが人生だ 出会いあれば別れあり/形あるものいつか壊れる上から寺山修司。井伏鱒二。大阪の我が家の家訓。 どれもがおそらく初出の引用ではなく、あくまで私が知った出処だけど。 ファーストフ…

ガスコンロの前でたまねぎの薄切りをじっくりじっくり炒めている時間が一番好きかもしれない。 数時間前に体にわき起こったそんな思いも、夜中の2時には遠く前のことに感じる。 1月17日だけが阪神・淡路大震災から10年というわけではなく。今日や明日もあれ…

臨場感

思い出したことがあったので今日もしつこく大相撲観戦記。 昨日、生で見ているのにいまいち臨場感がでてこなくて、友達とぺらぺらしゃべりながら観ていたのも一因だったかもしれないけれど、別に思い当たる理由があった。それは、なぜだか土俵の音をマイクが…

東京ドーム化する国技館

初場所中日の大相撲観戦。はじめて両国国技館に出掛ける。思えば中学2年から高校3年まで、5年連続で大阪場所に通った。時は若貴時代の幕開けから全盛時代。毎年3月のある日には阪急電車の始発に乗って、大阪体育館の外周、半周分はずらっと並ぶその列に…

不自由

このはてなダイアリー、同じ日付で別々にアップする方法がわからず。昨日付けでアップしたものも、ほんとうはさっき上げた。 不自由だ。ラジオ、いまも持っている。大学を卒業して東京に来たときに、テレビを買わずにいたらそのうちにないのが楽しくなって、…

「楽しみたい」

昨日は午後いっぱい、ブレーンストーミングをするなどという目的でホテルの部屋に会社の全員が缶詰にされた。たった20人ばかりなのに、オフィスが狭くてオフィス内には全員がつどえる会議室もないのが悲しい。全員がそれぞれパワーポイントの資料までつくっ…

苺のつぶつぶ

ある地点から駅まで。 一度歩いたことがある道なのだけど、今日は逆方向、つまり駅からそのある地点へと行きたかった。向きが変わると、私には到底同じ道には思えない。行きと帰り、ふつうは同じ道だと認識できるものなのだろうか。私には違うふたつの道に思…

逆立ち

逆立ちをする。 いや、正確には今日の話ではないのだけど。おとといくらいのこと。はじめ、逆立ちをして頭を真下に向けた。つまり本当に真っ逆さまに逆立ちした。くらくらして、慌てて2回目は顔を地面に向けて逆立ち。ちょっと落ち着く。猫がどんなに上から…

歩み

とても傲慢な言い方で嫌なのだけど、でも、ひとつだけ自分に力があるとすれば、それは人に恵まれる力だと、昨年から改めて強く強く思っている。 裏切れない人リストがまた増えたな、って。それは嬉しいこと。ありがたいこと。そして一方で私のモットーは「人…

動く、動かす、

「副委員長」や「書記」の立場が好きだった。小学校や中学校や高校のときのことだけど。 リーダーの資質がないのは自分が一番よく知っている。そして今は、トップに立ちたいとか、人を使って動かしたいとか、そういう気持ちもなくなってしまった。できない、…

本日金曜日

「新聞販売店」ではなく新聞販売所か。でも販売店とも確かにいう。エクセルシオールで「4種のチーズのなんとか」というのを注文。4種のチーズ、にすごく弱い。パスタでもピザでもメニューにあったらどのお店でもいつも頼んでしまう。でも買うときに一瞬、…

新聞販売店

奈良の小学生の事件。 容疑者が新聞販売店勤務だった。私の父は大阪で新聞販売店を経営している。今回、繰り返し言われる「元毎日新聞販売店員……」の前ふりを聞くたび、沈む気持ちがある。 しかも父は今回の容疑者に会ったことがあるという。父と近しい人が…

新聞

年も明けて4日たって、やっとお正月から今日の夕刊までの新聞を読み切る。朝日新聞の署名、これがけっこういちいちと気になる。 元々、国際面やスポーツ面には多かった署名記事の名前はわりときっちりチェックしていたのだけど、それが全ページに広がると..…

新年

上の日付は夜中の3時(だったかな)に変わるように設定してあるので、今は正確には1月3日と4日のあいだの深夜。ややこしいな。 「一日一回、毎日」ブログを更新したい。 だけど私の一日は深夜24時にきっちり終わるわけではない。で、私のブログは「一…

2004年

これから広島と大阪へ実家行脚です。 冬の朝は寒い。今年は一年を通じても年の瀬にもいろいろあったので万人に向かって簡単には言えないなって思うのですが...。よいお年を。

向田邦子

向田邦子を読む。 菊池寛の話を聞いたことがあるという。「人の批評をするときは欠点を先に言いなさい。好い人だけどだらしがない、ではなく、だらしがないけど好い人だ、という具合に」。たぶん世の中のビジネス書は逆のことが書いてある。「あなたにはこん…

静寂

仕事納めのはずなのですが。なんだか終わらず終わらず終わらず。別に誕生日がきても何も変わらないのと同じように、新年もいつもと同じ一日のはずなのに、でも年末は一年を振り返って、普段あんなにもささくれだっているのが不思議なくらいに静かな気持ちに…

ものの見方

中越地震では約束されていた特別立法が出されなくて、阪神大震災ではもっと手厚い復興支援だった、首都で同規模の地震が起きたらこんな程度の支援で済むはずがない、という声を新聞で読んでどきっとする。神戸の地震はこれから何年が過ぎても、少なくとも何…

東京

先日、近所の大学の屋上にのぼった(なんて無防備な、いいかえれば開放的だこと!)。東京タワー、六本木ヒルズ、新宿、池袋サンシャイン、上野の丸井のビルまで、夜空にたくさんのビルが浮かび上がっている。そしてたくさんの光。高層ビルは必ずてっぺんに…

26時

クリスマスイブに漫画喫茶。スラダン読み終わった。久しぶりのまとめ読みでふらふら。。退廃的過ぎるこの時間もリセットのため。と願わくば信じたい。関西でアメフトを観ていたときのこと。アメフトのテレビ放映はだいたい深夜にしかなくて、スタジアムで試…

年末整理の日

2004年をデフラグする一日。レンジまわりのべたべたと格闘し、窓ふきをし...、でも大掃除(かなり小規模だけど)のときだけは、部屋の狭さに感謝。書類や手紙や支払い明細や頭の中も整理。少しだけ積みあがっていた本にもとりかかる。しまうものはしまい、読…

こんな日

なんだかあちこちで熱にあてられ、右往左往したまま日が過ぎる。そして立ち止まりたいのに、師走の忙しなさが許してくれなくて。その昔バレンタインの日に、チョコを渡せぬまま家に帰ってきて、「どうして時間は止められへんねやろう」って泣いた日を少し思…

無題

「次も読みたい」と思えるひとが目の前にいて、まったくすごいことじゃない、それでいいじゃない、なのにどうしてと自分に問いかける。一億総発信の時代に、たくさんの人がホームページをもったり、ブログを書いたりと「発信」していく時代に、私はそれらを…

傍流をいきたい

今日はラジオの日。 ジャーナリスト講座で、ラジオ制作にたずさわっている方の話を聞くことができた。授業のなかでのやりとり。「ニュース1本あたりにかける時間について、TVがラジオよりも短いわけは?」という問いかけに対する答えが意外だった。私が予…

鎮魂

神戸ルミナリエがはじまった。阪神淡路大震災の犠牲者への鎮魂と、復興の願いを込めてはじまったもの。「鎮魂と復興へ願いをこめて」は、もはや神戸ルミナリエの枕詞だ。通りにびっしりと色とりどりの光が灯って、光の回廊という言葉はとてもぴったりである…

 眠る

今日の朝日新聞の夕刊、惜別のコラムページを読んでいたら、11月18日死去(老衰)と書いてあって、ハッとした。 家族や公式の発表が「老衰」としたら、そのままを掲載するのだろうか。心停止や呼吸不全や、そういう言葉もあるなかで。このページ、かつて自死…

わからない

灰谷健次郎『太陽の子』を読む。この本を読むのは何回目だろう。読み返した数は、たぶんこの本が一番多い。たいがいの小説の内容を、どんなに感動しても私はすぐに忘れてしまう性質なのだけど(本当にどうしてそうなのかわからない...)、でも『太陽の子』だ…

属する

「嫌い」なものがある。 中学生のときは、校章のついた名札だった。 高校は私服だったから、名札はなかった。 いま、名刺が嫌いだ。会社の。名刺の便利さも大切さもすごくよくわかるのだけど、会社名やそして肩書きとともに自分の名前があるのがほんとうに嫌…