まったく

朝のうちに洗濯して、干して、それを午後にはとりこむことのできる生活をほんとうに幸せとは思う。そう思う。仕事してたら朝から夜まで干しっぱなし。下手したら前の晩から次の晩まで干しっぱなし。しかも洗濯はせいぜい週2回だった。

でも、自分が仕事を辞めたことに対して、「やっぱり女の人は家にいるべきだから、それでよかった」と言われた途端にものすごく悔しくなる。言われた相手が義父ゆえ、私はあえてそういう場での反論はしないけど。でもそのあと、「いつか専業主夫になって。そしたらその間は私が働くから」と夫に向かって訳の分からない八つ当たりを。

反論したって仕方ない。でも、せめて自分が生きてて心地よい世界へ変えていきたい。願わくはそれが他の人にとっても少しでも生きやすい世界であれば……。

(専業)主婦って響きが嫌やわ、なんか他の言い方ないんかなあと考えていて、そうか、「ニート」という言葉はきっと、その対象者が甘んじて、あるいは好んで受け入れたからこそ、こんなに一気に浸透したんやな、と思った。

ジョギングしていたら自転車に乗ってた小学生の男の子に話しかけられ、最後の質問は「ねえ、何年生?」って。意表をつかれて頭が真っ白になりつつ、「んー、もう卒業したよー」と答えながら、小学生も階級社会なのよね、と思った次第。