手帳

昼間の銀座は週末の銀座とは違うのだと、東京にきて3年たってはじめて知った。
人が少ないせいか、なんだか街にも余裕があるし、人にも余裕がある感じ。ピーコのファッションチェックなんかを見ると、どの街がでてきても「何か私が知ってるのと違うなあ」と思っていたけど、あれはたぶん平日に撮影してるんじゃないかと思った。土日が休みの会社で働いているから、街は土日の顔しか知らない。

13:00-14:00 の一時間の昼休みに地下鉄乗ってダッシュで銀座に向かったわけは、伊東屋で手帳を注文してたから。
2月になって手帳を買おうと思ったら、欲しかったもの(ひとに影響された!)はもう店頭になくて、メーカーから取り寄せてもらった。ちゃんと世の中の流れに乗らないとろくに手帳も買えないらしい。まだ2月なのに。今年はあと11ヶ月も残ってるのに。

大学生のときに2年くらい手帳を持ったくらいで、手帳になんて全然興味がなかった。営業や広告の仕事じゃないから、仕事の用事は会社の机のうえに置いてあるカレンダーに書き込めば問題ないし、その他のこと、ともだちと遊びにいく約束なんかは、頭のなかやメモで十分事足りる。

でも、1年くらいのスパンでちょっとこれからのこと考えてみたいなと思い出したら、1年分が並んだカレンダーを眺めたくなって。そんなこんなで手帳を買った。んー、でもやっぱり手帳ってなんだか書くことが思い浮かばない。なんにも書きたくないよ、というべきか。ふむ。